FISアジアカップ2戦目「COWDAY SLOPE」男子は宮村、女子は村瀬が優勝を飾る!
FIS公認スノーボード アジアカップ2戦目は2月28日、長野県にある白馬47にて「COWDAY SLOPE 2024」決勝が開催されました。雪面が見えにくい難しいコンディションの中、男子は宮村 結斗(ムラサキスポーツ)、女子は村瀬心椛(ムラサキスポーツ)が圧巻の滑りを披露し優勝しました。
男子決勝は前日の予選を勝ち上がった10名で争われました。2本の試技から得点の高い方が採用されるベストラン方式で行われ、宮村 結斗(ムラサキスポーツ)は上から下まで高得点の技決め続け、91.96ポイントを獲得。そのまま越されることなく1位でフィニッシュしました。2位は飛田 流輝(ウィルレイズ)。ジャンプセクションでは完璧なSWB1260(3回転半)ウェドル。最終セクションのジブでは、BS180オンCAB360オフの高難易度トリックを成功させ89.76ポイントで2位を獲得した。3位を獲得したのは木村 葵来(ムラサキスポーツ)。下の3つのセクションでCAB1260-BS1260-CAB270オン630オフのルーティーンを決め、84.44ポイントで3位。日本での大会でありながら世界レベルのトリックが連発するレベルの高い大会となりました。
男子優勝した宮村 結斗(ムラサキスポーツ)選手のコメント
「今回COWDAYのコースで自分のベストを出せて、楽しく滑れたのかなと思います。上から下まで自分のやりたい技をできてよかったです。アジアカップシリーズ王者のパーソナル(ワールドカップ出場権)を狙ってるので、最終戦の中国に向かいたいと思います。」
優勝した宮村 結斗(ムラサキスポーツ)の1本目の演技内容
1stセクション:FS270オンスイッチアウト
2ndセクション:スイッチテールロック180オフ、スイッチブラント270オフ
3rdセクション:ハードウェイCAB270オン270オフ
4thセクション:FS1260(3回転半)インディ
5thセクション:SWB1080(3回転)ウェドル
6thセクション:CABボードスライド630コークオフ
合計91.96ポイント
女子決勝は前日の予選を勝ち上がった6名で争われ、今シーズン数々の快挙を成したげた村瀬 心椛(ムラサキスポーツ)が1本82.68ポイントの高得点を獲得し、そのまま得点を抜かされる事なく1位で終えました。2位は鈴木 萌々(キララクエストスノーボードクラブ)。ジャンプセクションにおいてBS720(2回転)ウェドル-FS720(2回転)メランを決め、72.28ポイントで2位を獲得しました。3位で終えた石井 斐毬(ムラサキスポーツ)は、1本目を失敗で終えるも2本目に修正し、自身の演技を成功させました。63.78ポイントを獲得し、3位でフィニッシュ。FISアジアカップ1戦目で2位の石井 斐毬(ムラサキスポーツ)は、2戦目も3位を獲得しシリーズ王者に一歩前進しました。
女子優勝した村瀬 心椛(ムラサキスポーツ)選手のコメント
「(日本の大会に出たのは)6年ぶりでいつもの大会とは違う緊張感があったのですが、1本目終えて安心しました。あとワールドカップが2戦残っているので、気を抜かずにもっと自分の滑りを発信して、かっこいい滑りをしてスノーボード界盛り上げられたらいいなって思います。」
優勝した村瀬心椛(ムラサキスポーツ)の1本目の演技内容
1stセクション:FSテールブラント450オフ
2ndセクション:CAB180ブラント180レギュラーオフ、FS180to180
3rdセクション:FSリップスライド
4thセクション:BS900(2回転半)テール
5thセクション:CAB720(2回転)メラン
6thセクション:CABテールスライド270オフ
合計82.68ポイント
男子最終リザルト
1位 宮村 結斗(ムラサキスポーツ)
2位 飛田 流輝(ウィルレイズ)
3位 木村 葵来(ムラサキスポーツ)
女子最終リザルト
1位 村瀬 心椛(ムラサキスポーツ)
2位 鈴木 萌々(キララクエストスノーボードクラブ)
3位 石井 斐毬(ムラサキスポーツ)