【スロープスタイル】第30回全日本選手権大会 男子は木村、女子は村瀬が優勝!
第30回全日本選手権大会スノーボード・スロープスタイル種目は3月3日、長野県にある栂池高原スキー場にて決勝が行われました。雪が舞い散るコンディションの中、男子は木村 葵来(ムラサキスポーツ)、女子は村瀬心椛(ムラサキスポーツ)が完成度の高い滑りを披露し優勝しました。
男子決勝は前日の予選を勝ち上がった10名で争われました。2本の試技から得点の高い方が採用されるベストラン方式で行われ、木村 葵来(ムラサキスポーツ)は1本目は失敗、後がない2本目にしっかりと自身の滑りを披露し、85.74ポイントを獲得。そのまま1位でフィニッシュしました。2位は長谷川 帝勝(STANCER)。ジャンプセクションではSWB1260(3回転半)ウェドル-BS1260(3回転半)メランの繋ぎ技を見せ85.38ポイントで2位。1位と僅か0.36ポイント差という接戦でした。3位は一ノ瀬 海渡(STANCER)でした。
優勝した木村 葵来(ムラサキスポーツ)の2本目の演技内容
1stセクション:CAB270オン270アウト
2ndセクション:FS270オン
3rdセクション:BS1260(3回転半)メラン
4thセクション:SWB1260(3回転半)ウェドル
5thセクション:FSテールスライド630コークアウト
合計85.74ポイント
女子決勝は前日の予選を勝ち上がった6名で争われ、今シーズン数々の快挙を成したげた村瀬 心椛(ムラサキスポーツ)が1本に高得点を獲得。2本目には演技難易度をさらに高めて88.82ポイントを獲得し1位でフィニッシュしました。2位は鈴木 萌々(キララクエストスノーボードクラブ)。ジャンプセクションにおいてBS900(2回転半)ステイル-CAB540(1回転半)インディを決め、83.18ポイントを獲得しました。3位は石井 斐毬(ムラサキスポーツ)でした。
優勝した村瀬心椛(ムラサキスポーツ)の1本目の演技内容
1stセクション:BS360オン
2ndセクション:FSノーズ-テールスライド270オフ
3rdセクション:FS720(2回転)メラン
4thセクション:BS900(2回転半)テール
5thセクション:CABテールスライド270オフ
合計88.82ポイント
今年度の全日本選手権はワールドカップを転戦している選手が多く参戦。非常にレベルの高い大会となりました。
男子最終リザルト
1位 木村 葵来(ムラサキスポーツ)
2位 長谷川 帝勝(STANCER)
3位 一ノ瀬 海渡(STANCER)
女子最終リザルト
1位 村瀬 心椛(ムラサキスポーツ)
2位 鈴木 萌々(キララクエストスノーボードクラブ)
3位 石井 斐毬(ムラサキスポーツ)
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