【Report スノーボード(スロープスタイル/ビッグエア)第11次スノーボード(スロープスタイル/ビッグエア)遠征】岩渕麗楽が今季初優勝、村瀬心椛がスロープスタイルで総合優勝!

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1位 岩渕 麗楽れいら 選手(BURTON)は優勝でシーズンを締めくくり、
2位には 村瀬 心椛ここも 選手(ムラサキスポーツ)が入賞
長谷川 帝勝たいが 選手(STANCER)は2位だったが自身の滑りをコンプリート

ワールドカップスロープスタイル最終戦がスイス・シルヴァプラーナで行われ、岩渕 麗楽 選手(BURTON)がビッグエアを含めて今季初優勝することができました。岩渕 麗楽 選手に次いで 村瀬 心椛 選手(ムラサキスポーツ)が2位、男子は 長谷川 帝勝 選手(STANCER)が同じく2位に入りました。

 今大会コースは、キッカーやジブセクションのみならず、クォーターパイプがあり、より総合滑走力が問われるコース設計となっていました。

 岩渕 麗楽 選手は2本目、ダウンレールでFS270オン270オフを決めるとヒップでのスイッチBS540ステイルフィッシュへとつなぎ、3連キッカーではFSダブルアンダーフリップ900インディ→CAB900メロン→BSダブルコーク1080メロンを完璧に決めました。続くクォーターパイプではFSメロン、最後のジブセクションではFS50-50・トゥ・FS180オフを決めポイントを79.62でした。

 村瀬 心椛 選手は最後のジブセクションでミスしましたが、FS900トラックドライバーやBSダブルコーク1080ウェドルなどを決めた1本目のポイントが採用され、2位でのフィニッシュでした。

村瀬 心椛 選手のライディング ©FIS

 長谷川 帝勝 選手は1本目から会心のランを披露。ハードウェイFS270オン270オフからCAB1260ウェドルを成功させると、FS1440テール→BS1620ウェドル→スイッチBS1800インディをクリーンに決めました。続くクォーターパイプはレギュラーのフロントサイドウォールで、ラストのジブセクションはCAB270オン450オフとして、85.52ポイントを獲得し2位になりました。

 今季、パーク&パイプのすべてのワールドカップを終え、村瀬 心椛 選手がスロープスタイルとパーク&パイプの年間種目別優勝、同・岩渕 麗楽 選手がスロープスタイル2位、パーク&パイプ3位、木俣 椋真りょうま 選手(YAMAZEN ROCK THE KIDS)がスロープスタイル2位、パーク&パイプ2位、長谷川 帝勝 選手がスロープスタイル3位となりました。

クリスタルグローブを手にする 村瀬 心椛 選手と 木俣 椋真 選手

 これにて、23-24シーズンのW杯は閉幕となります。ミラノ・コルティナオリンピックへ向けて、来シーズン、よりレベルの高い戦いが繰り広げられます。
引き続き応援よろしくお願いします。

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報告: スノーボード(スロープスタイル/ビッグエア) テクニカルコーチ 西田 たか