【Report スノーボード(スロープスタイル/ビッグエア)第4次・第5次スノーボード競技(スロープスタイル/ビッグエア)タレント発掘育成事業遠征】ジュニアチーム23-24シーズンの集大成!ジュニア世界選手権参戦
スノーボード(スロープスタイル/ビッグエア)のFISジュニア世界選手権がイタリア/リビーニョにて開催され、それに合わせて3月8日~4月1日まで、第4次及び第5次タレント発掘育成事業遠征を実施しました。参加選手は村瀬由徠(ムラサキスポーツ)、枝松千優(ムラサキスポーツ)、森井姫明麗(ブックオフ)、鈴木萌々(キララクエストスノーボードクラブ)の4選手。前半はラークス(スイス)にてヨーロッパカップ(スロープスタイル)に参戦し村瀬(由)が3位を獲得するなど好発進スタートです。ヨーロッパカップ後はラークスを拠点としながらリビーニョと両スキー場を行き来し後半のジュニア世界選手権に向けて雪上トレーニングを行いました。
3月21日からは拠点をリビーニョに移し、ここからは指定外からも参戦基準を満たした男子4名、女子1名の選手も加わりました。初日の公式トレーニングは天候に恵まれましたが、以降降雪、強風、黄砂、濃霧など悪天候の毎日で非常にタフな戦いを強いられました。そんな中スロープスタイルでは村瀬(由)がCab900°からF720°を決めて2位を獲得。予選1位通過だった鈴木は決勝のジブで思うようにアウトが決まらずジャンプにもうまく繋げることができず不本意な結果になりました。
ビッグエアでは続く悪天候により公式トレーニングdayはキャンセルとなり、いきなり予選となってしまいました。数日間天候回復の目途が立たない事から決勝が無い事も想定し、選手たちは予選としてではなく決勝のつもりで挑みました。しかしスロープスタイル2位の村瀬(由)は思うような滑りができず、辛くも予選を8位で通過。鈴木は1本目の転倒後追い込まれた2本目でCab900°を決めて予選2位通過となりました。翌々日やはり天候が回復せず決勝はキャンセル、予選の結果がそのまま決勝順位となり同順位で確定しました。男子では指定外参戦した南谷花都選手(ムラサキスポーツ北海道)がBAで4位入賞を果たしました。
今期ナショナルチームとしては最後の遠征となりましたが、1シーズンを通じて各選手が滑りの質を大幅に向上させ、また自身に向き合う意識も大きく変わりました。来シーズンは彼女たちの更なる飛躍の年になる事期待したいと思います。今季応援ありがとうございました。引き続き来年度もJAPANスノーボード(スロープスタイル/ビッグエア)チームをよろしくお願いします。
報告: スノーボード(スロープスタイル/ビッグエア) チーム ジュニアコーチ 今井 勇人
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