【スノーボード】女子村瀬が2位!3戦連続でのメダル獲得!FISスロープスタイル・ワールドカップ アスペン(アメリカ)

  • google-plus
  • hatena
  • line

 スノーボードのワールドカップ(W杯)は現地時間1月18日、スイスのラークスで今シーズン2戦目となるFISスロープスタイル・ワールドカップの決勝が行われました。女子では村瀬心椛(TOKIOインカラミ スノーボード部)が3位を獲得。村瀬は初戦のスロープスタイル・ワールドカップで優勝しており、2戦続けて表彰台に輝きました。

2位入賞した村瀬心椛。中央)1位 Zoi Sadowski Synnott 右)3位 Mia Brookes 【全日本スキー連盟】

 女子決勝には村瀬心椛(TOKIOインカラミ スノーボード部)、深田 茉莉(YAMAZEN)の2名が出場。
 村瀬は1本目に自身の演技を成功させ64.93ポイントで3位につける。2本目はさらに完成度を高めた演技を披露し、79.00ポイントで暫定1位に躍り出る。しかし最終滑走者のZoi Sadowski Synnott(ニュージーランド)が無駄のない完璧な演技を披露し、女子唯一の80ポイント台を叩き出し逆転での優勝を決めました。
 3位に入ったのはMia Brookes(イギリス)でした。

村瀬心椛(ムラサキスポーツ)が2位入賞した演技内容
1stセクション:BSボードスライドプレッツェル270オフ (7.50)
2ndセクション:CAB270オン270オフ(8.55)
3rdセクション:FSボードスライド450オフ(7.20)
4thセクション:CABダブルコーク900(2回転半)ウェドル(8.10)
5thセクション:FSダブルコーク1080(3回転)トラックドライバー(8.45)
6thセクション:BSダブルコーク1080(3回転)ウェドル(7.60)
セクションポイント:47.40ポイント
構成ポイント:31.60ポイント
合計79.00ポイント

Zoi Sadowski Synnott(ニュージーランド)の優勝を決めた演技内容
1stセクション:SWFSボードスライド270オフ (8.85)
2ndセクション:CAB270オン450オフ ロールグラブ(9.25)
3rdセクション:SWBSボードスライド270オフ(7.20)
4thセクション:SWB900(2回転半)ウェドル(8.35)
5thセクション:FSダブルコーク1080(3回転)ウェドル(8.60)
6thセクション:BSダブルコーク1080(3回転)メラン(8.15)
セクションポイント:51.80ポイント
構成ポイント:36.00ポイント
合計87.80ポイント

 予選2位通過で決勝に進んだ深田。決勝ではジブとジャンプどちらでも精彩を欠き、最後まで自身の技を繋ぎ切ることができず、5位入賞で今大会を終えました。

女子決勝の得点 【FIS国際スキー連盟】

 男子では荻原 大翔(仙台大学)が予選1位で決勝に進みましたが、決勝ではジブセクションでの小さなミスがあり、69.21ポイントと得点を伸ばすことができず6位でフィニッシュとなりました。

男子決勝の得点 【FIS国際スキー連盟】

 スロープスタイルシーズン3戦目。ビッグエア種目では着実に結果を残した日本スロープスタイル・ビッグエアチーム。今回のアメリカワールドカップでは村瀬が唯一の表彰台となりました。次戦は2月5日からのアメリカ・アスペンにてビッグエア最終戦が行われます。今後の戦いからも目が離せません。

男子最終リザルト
6th OGIWARA Hiroto
20th MIYAMURA Yuto
22th KIMATA Ryoma
27th TOBITA Ruki
30th HASEGAWA Taiga
48th KIMURA Kira

女子最終リザルト
2nd MURASE Kokomo
5th FUKADA Mari
9th MURASE Yura
11th SUZUKI Momo
13th ONITSUKA Miyabi
24th IWABUCHI Reira