【スノーボード】世界選手権大会で日本女子が表彰台を独占!男子もワンツーフィニッシュの快挙!FISビッグエア・世界選手権 エンガディン(スイス)
スノーボードの世界選手権大会は現地時間3月28日、スイスのエンガディンでFISビッグエア・世界選手権の決勝が行われました。女子では村瀬 心椛(TOKIOインカラミ スノーボード部)が1位、岩渕 麗楽(BURTON)が2位、深田 茉莉(YAMAZEN)が3位を獲得し、世界選手権大会にて日本女子が表彰台を独占する快挙を成し遂げました。また男子では木俣 椋真(YAMAZEN)が1位、長谷川 帝勝(STANCER)が2位を獲得し、日本勢がワンツーフィニッシュとなり、男女ともに快挙を成し遂げました。

女子決勝には村瀬 心椛(TOKIOインカラミ スノーボード部)、深田 茉莉(YAMAZEN)、岩渕 麗楽(BURTON)、鈴木 萌々(キララクエストスノーボードクラブ)の4名が出場。
村瀬心椛は1本目にCAB1260(3回転半)インディを成功、2本目にBS1080(3回転)ノーズを成功させ、162.50ポイントを獲得。そのまま抜かされる事なく1位でフィニッシュしました。村瀬自身初の世界選手権優勝となりました。
岩渕麗楽は1本目にBS1260(3回転半)メランを成功、2本目にFS1080(3回転)テールを成功させ、156.00ポイントを獲得。3本目にFS1440(4回転)ダブルテールに試みるも、着地に嫌われ成功させることが出来きませんでした。そして合計156.00ポイントが採用され2位を獲得しました。
深田茉莉は1本目にBS1080(3回転)ジャパン、3本目にSWB1080(3回転)トラックドライバーを成功させ、合計153.25ポイントで3位を獲得しました。
鈴木萌々は2本目と3本目を成功させ、合計150.00ポイントを獲得。4位入賞を果たしました。また1位から4位まで日本勢が独占し、日本チームの強さを証明する結果となりました。

男子では長谷川 帝勝(STANCER)、木俣 椋真 (YAMAZEN)、宮村 結斗(ムラサキスポーツ)、荻原 大翔(仙台大学)の4名が決勝に出場。
木俣椋真は1本目にFS1800(5回転)ダブルテールを成功するも、2本目のBS1980(5回転半)メランにて着地を失敗した際に顔面を強打。鼻から流血する事態となったが、3本目に見事BS1980(5回転半)メランを成功させ、逆転での優勝を勝ち取りました。木俣自身初の世界選手権優勝となりました。
長谷川 帝勝(STANCER)は1本目を失敗するも、2本目にCAB1800(5回転)インディ、3本目にFS1800(5回転)インディを成功させ、174.50ポイントで2位を獲得しました。
3位はMartin Oliver(アメリカ)でした。

今季のビッグエアワールドカップではで大活躍をし、世界選手権大会でも無類の強さを見せた日本代表チーム。今季の大会は全日程終了しました。皆さんの応援を心より感謝いたします!
来季はオリンピックが開催されます。今後の日本代表チームの戦いにご注目ください!
男子最終リザルト
1st KIMATA Ryoma
2nd HASEGAWA Taiga
5th MIYAMURA Yuto
10th OGIWARA Hiroto
11th KIMURA Kira
女子最終リザルト
1st MURASE Kokomo
2nd IWABUCHI Reira
3rd FUKADA Mari
4th SUZUKI Momo
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