【スノーボード】男子木村が2方向1980を成功させ2位に!!!女子鈴木も3位に輝く!FISビッグエア・ワールドカップ 北京(中国)
スノーボードのワールドカップ(W杯)は現地時間12月6日、中国の北京で今シーズン2戦目となるFISビッグエア・ワールドカップの決勝が行われました。男子では木村葵来(ムラサキスポーツ)が2位、女子では鈴木萌々(キララクエストスノーボードクラブ)が3位に入り、初戦に続いて男女ともに日本勢が表彰台を獲得する結果となりました。

男子決勝には木村葵来 (ムラサキスポーツ)、宮村 結斗(ムラサキスポーツ)の2名が出場。
3本の試技から異なる技のベスト2本の合計得点で争われ、木村葵来は1本目にBS1980(5回転半)メラン、2本目にSWB1800(5回転)ウェドルを成功させ、2本目終了時点で2位につけます。続く3本目では、自身の最高難度となるSWB1980(5回転半)ウェドルを見事にメイクし、91.25ポイントを叩き出して単独首位に浮上しました。しかし、最終走者であるSu Yiming(中国)が高得点を記録し、最終的に木村は2位で大会を終えました。
なお、優勝したSu Yimingと木村は、ともに2本のジャンプで同じ技構成を採用しており、僅かな完成度の差が勝敗を分ける結果となりました。
宮村結斗は、BS1980(5回転半)メランとFS1800(5回転)インディをしっかり決め切ったものの、惜しくも表彰台には届かず4位フィニッシュとなりました。
3位にはRene Rinnekangas(フィンランド)が入りました。


女子決勝には村瀬 心椛(TOKIOインカラミ スノーボード部)、鈴木 萌々(キララクエストスノーボードクラブ)、鬼塚 雅(ISPSスキー&スノーボードチーム)の3名が出場。
鈴木萌々は、1本目のBS1080(3回転)ウェドルで飛距離が出過ぎてしまい、惜しくも失敗に。そこから後がない状況で迎えた2本目・3本目では、いずれもジャンプをしっかり成功させ、合計145.25ポイントで3位を獲得しました。今回成功させた技は、FS1080(3回転)メランとBS1080(3回転)ドランクドライバーの2本です。2位の選手とは同じ技構成で挑んだため、その差はわずか1.5ポイント。男子競技と同様に、完成度のわずかな違いが最終順位を分ける結果となりました。
村瀬心椛、鬼塚雅の2名は、2本決め切ることができずに今大会を終えました。
1位はMia Brookes(イギリス)、2位はHanna Karrer(オーストリア)でした。

ビッグエアシーズン2戦目。初戦同様にしっかりと表彰台に食い込んだ日本スロープスタイル・ビッグエアチーム。次戦は12月11日からアメリカ・スチームボートにてビッグエア3戦目が行われます。今後の戦いからも目が離せません。
男子最終リザルト
2nd KIMURA Kira
4th MIYAMURA Yuto
18th KUNITAKE Hiroaki
19th OGIWARA Hiroto
37th KIMATA Ryoma
56th KIMURA Yuto
女子最終リザルト
3rd SUZUKI Momo
5th ONITSUKA Miyabi
6th MURASE Kokomo
27th FUKADA Mari
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