【スノーボード】日本男子がワンツーフィニッシュ!!!女子鬼塚は自身6年ぶりの優勝!FISビッグエア・ワールドカップ スチームボート(アメリカ)
スノーボードのワールドカップ(W杯)は現地時間12月13日、アメリカのスチームボートで今シーズン3戦目となるFISビッグエア・ワールドカップの決勝が行われました。男子では荻原 大翔(TOKIOインカラミ スノーボード部)が1位、木村葵来(ムラサキスポーツ)が2位を獲得し、日本男子勢がワンツーフィニッシュを成し遂げました。女子では鬼塚 雅(ISPSスキー&スノーボードチーム)が1位を獲得し、鬼塚自身では2019年12月の北京ワールドカップ以来の6年ぶりの優勝となりました。

男子決勝には木村葵来 (ムラサキスポーツ)、宮村 結斗(ムラサキスポーツ)、木俣 椋真(YAMAZEN)、木村 悠斗(ヨネックス)、荻原 大翔(TOKIOインカラミ スノーボード部)の5名が出場。
3本の試技から異なる技のベスト2本の合計得点で争われ、荻原大翔は1本目を失敗し、後がない状況で臨んだ2本目にFS1800(5回転)ウェドル、3本目にBS1980(5回転半)テールを成功。合計180.25ポイントを獲得し、見事優勝を果たしました。3本目に成功させたBS1980は、今大会最高得点となる94.75ポイントを記録。2位との差はわずか1.0ポイントという、接戦の末の勝利となりました。
木村葵来は1本目、2本目それぞれBS1980(5回転半)メラン、SWB1800(5回転)ウェドルを成功させました。1位を狙いに行った3本目ではSWB1980(5回転半)ウェドルを決め切ることができずに2位でフィニッシュとなりました。木村は全大会に引き続き2戦連続での2位を獲得しました。
3位にはMartin Oliver(アメリカ)が入りました。
今季からワールドカップに初参戦している木村悠斗は、予選を1位で通過したものの、決勝では2本を決め切ることができず、7位入賞となりました。


女子決勝には鬼塚 雅(ISPSスキー&スノーボードチーム)、村瀬 由徠(TOKIOインカラミ スノーボード部)の2名が出場。
鬼塚雅は、1本目にBS1080(3回転)ウェドル、2本目にCAB900(2回転半)インディを成功させ、2本目終了時点で暫定1位となる。しかし、自身の3本目滑走前に2人の選手に順位を抜かれ、3位に後退。逆転を狙った3本目にCAB1260(3回転半)インディを見事成功させ逆転での1位を獲得しました。この優勝は、鬼塚にとって2019年12月14日の北京ワールドカップ以来、6年ぶりのワールドカップ優勝となりました。
2位に入ったのはYu Seungun(韓国)、3位に入ったのはHickman Ally(オーストラリア)でした。
今季初の決勝に進んだ村瀬由徠は、惜しくも2本決めることができず、8位入賞となりました

ビッグエアシーズン3戦目。1戦目、2戦目同様にしっかりと表彰台に食い込んだ日本スロープスタイル・ビッグエアチーム。毎大会別の選手が表彰台に上がり、層の厚さを見せつける結果となりました。次戦は2026年1月7日からアメリカ・アスペンにてスロープスタイルの1戦目が行われます。今後の戦いからも目が離せません。
男子最終リザルト
1st OGIWARA Hiroto
2nd KIMURA Kira
4th KIMATA Ryoma
7th KIMURA Yuto
8th MIYAMURA Yuto
24th KUNITAKE Hiroaki
女子最終リザルト
1st ONITSUKA Miyabi
8th MURASE Yura
15th SUZUKI Momo
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